日蓮宗は、大地震や噴火などの災害の多発、繰り返される戦乱で飢饉や疫病で苦しむ人々が後を絶たなかった鎌倉時代初期に日蓮聖人が開いた仏教の一派です。
日蓮宗ではお釈迦様が説かれた教え、妙法蓮華経(法華経)を何よりも大切にしています。
日蓮は、法華経はお釈迦様の心そのものを表したもので、題目である「南無妙法蓮華経」の7文字こそ功徳のすべてであると考えました。

日蓮宗でお唱えする言葉
「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」
日蓮宗では「南無妙法蓮華経」を繰り返し唱えることを最も重要な修行・信仰だとしています。繰り返すことで、死後に「霊山浄土(りょうぜんじょうど)で釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)にお会いし、成仏することができる」とされているのです。


この世で成仏できる信仰
お題目にある「南無」とは、身命を投げ出して教えに従って生きるという決意をあらわします。お題目「南無妙法蓮華経」を心から信じ、唱え、その教えを実践することで、お釈迦様の功徳を全て譲り受け、「即身成仏」(この世にいながらにして成仏できる)することができるのです。

すべての人やものに尊敬と感謝の念を
法日蓮宗の教えでは、私たちの存在だけでなく、すべての人々やものに対して感謝の念を愛することが大切だとされています。
「南無妙法蓮華経」を忘れずに、私たち自分自身の仏性を目覚めさせる瞬間、周囲のすべてに感謝の心を育てることができます。この感謝の心は、他者との調和を生み、日々の生活において平和と幸福をもたらします。自分だけでなく、家族、友人、そして自然や社会に至るまで、すべてが一つの大きな流れの中にあるという認識を持ち、感謝の念を忘れないことが、日蓮宗の信仰の柱となっております。
「南無妙法蓮華経」を忘れずに、私たち自分自身の仏性を目覚めさせる瞬間、周囲のすべてに感謝の心を育てることができます。この感謝の心は、他者との調和を生み、日々の生活において平和と幸福をもたらします。自分だけでなく、家族、友人、そして自然や社会に至るまで、すべてが一つの大きな流れの中にあるという認識を持ち、感謝の念を忘れないことが、日蓮宗の信仰の柱となっております。
